すでにふりかえりモードですが、ことし読んだ本の中で特に心に残った3冊を。全部ノンフィクション。思い浮かんだら後日フィクションも書きます。

①トム・コリンズ「トレード・オフ」(ダイヤモンド社)
上質か手軽か、どちらかを極めないと生き残れない!ということをX軸・Y軸を使って説明する切り口がすごくわかりやすく納得出来た。以来、企画書書くときの参考にしてます。佐藤可士和さんもお勧めしてるらしいです。

②湯山玲子「四十路越え!」(ワニブックス)
ハンパなく面白かった!そもそもは深夜番組でお見かけしてその特異なキャラにはまって「女装する女たち」を読んで感嘆し、次回作を待ち望んでたのですが、文章およびテーマがさらにパワーアップしてた!「日本の女子にかけられた1億年の呪いをはじき飛ばす完全21世紀型生き方バイブル」だそうです。まだまだ先に行ける人だと思います。

③シーナ・アイエンガー「選択の科学」(文藝春秋)
これまた目ウロコ本!ぽろぽろ落ちます!「動物園の動物の寿命が野生動物よりはるかに短いのはなぜか」とか「バリバリ働く人が5時まで社員より寿命が長いのはなぜか」とか、さまざまな事象を「選択」というワードで解き明かしてゆきます。
著者はコロンビア大学の教授。文章にちりばめられたユーモアが、なんとなく「テヘランでロリータを読む」のアーザル・ナフィーシーさんに似てて好きでした。

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