「情報社会の情念」黒瀬陽平・NHK出版
 の内容をざっくりと、参考になったところだけを抽出すると

・ビッグデータ社会におけるクリエイティブで重要視されるのは
「プラットフォームの設計能力」と「運営能力」であり、
 個人の創造性はあまり重視されない。
 そこでは「受け手の快適さ」が徹底して追求され、
 従来の作り手、アーティスト型クリエイターにとってはまさにディストピアである。

・そうした状況を乗り越えるためには「プラットフォーム」を観察し、
 その外側に出るしかない。
 具体的には「らきすた」(プラットフォームを相対化する)や
 ディケイド (コンテンツでありつつプラットフォームでもある)のように
「運営の思想」に並び立ち交わる「制作の思想」を持たねばならない

以上のことを自分がいま抱えている課題にあてはめると、

1)現在のプラットフォームをディストラクトし、新たなプラットフォームを
 立ち上げないと未来はない。そしてそれを円滑に運営するためのマニュアルを
 構築することに自分のクリエイティビティを発揮しなくてはならない。
2)その一方で、そのプラットフォームは「外部」を持たねばならない。
 「変えられないもの」ではなく、「進化するもの」としての「破綻」を
 あらかじめプラットフォームの設計時点で確信犯的に組み込んで置かないと
 プラットフォーム自体の寿命があっという間に尽きてしまう。

そんな感じです。
後半の、寺山修司を例にこれからのクリエイティビティのプロトタイプを
論じてるところは正直よくわかりませんでした。
でも前半部分だけでかなり参考になりました。








コメント

天照大神
2015年1月6日6:11

ふむふむ。
あ、本当に引き受けますから!
好きでもなんでも手放す時は言ってください!

ぱでぃ
2015年1月7日1:08

結構気に入ってるので
今のところ手放す予定はないですね…。
だからこその値段高騰なのかな。

天照大神
2015年1月7日11:59

じゃあ、気が変わったらいつでも言ってください!!! ←しつこい

菜々子
菜々子
2015年1月12日7:50

外来語が多すぎて、何を言ってるのかさっぱりわからない・・・・。
日本語も難しくなりましたね。

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