2月4日の日記

2012年2月4日 日常
相変わらず上がったり下がったりの日々。でも周りにはそう見えてないんだろうなぁ…。

ここ数年、生活の中心を「企画書を書くこと」に置いていて、そこだけにシリアスだったら、あとはどんなに不真面目でもいいんじゃないか、と思ってきたけれど、もう無理だな、という気がここのところずっとしていて。たぶんそれがいまの上がったり下がったりの原因ではないかと思います。先日書いた企画書も、面白いとは思うんだけど、なんか小手先なんだよな…。シリアスに詰められてない。

この前、会社に入ってから通した企画を数えたら50本くらいあって、もういいんじゃないか、と思ってる自分がいて。シリアスになる対象をそろそろ変えてみたい、というのが素直なところです。一度離れて見ればまた見えることもあるだろうし。40でいろいろなものを失ってから、仕事にのめりこんできたけど、ちょっと俯瞰の目で物事を見てみたい。もちろん、やることはやりますが。

先日、トラブル処理で日帰りで奈良に出張して、無事解決したので東大寺ミュージアムに立ち寄ったんですが、日光・月光がとにかくスゴかった…。これが1000年以上前に作られただなんて、どういうこと?って、思わず茫然と立ち尽くしてたら、修学旅行の中学生たちも同じように呆然と見つめていて。

たぶん、何の知識もなくても、「コレは他のモノと全然違う!」ってことはわかるんだな、って思った。「絶対的にスゴイもの」って存在するんだな、って。ぼくはこれまで、そうスゴくないものを、スゴく見せることに腐心してきたけれど、これからはそうじゃなくって、誰からも見過ごされることのない、絶対的な「何か」を持ったもの、そういうものを作らなきゃ、作れなくても志向しなきゃいけない気がする。

このところずっと「コレラの時代の愛」を読んでました。面白かった。読み終わるのが勿体ないくらい。ストーリー展開もさることながら、細かな描写もすばらしくて、あと、魅力的なフレーズの宝庫でした。
「言葉というものは、何かを売ろうとすれば覚えなければならないけれど、何かを買う場合には何を言っても通じるものなのよ」とか、
「私は金持ちじゃない、金のある貧乏人なんだか、この二つはまったく別物だよ」とか、
「人間はセックスする人間とそうでない人間の二種類に分けられる」とか。
さらにスゴイのは、こういうフレーズが、独立したものではなくて、きちんと物語のキーになってること。めっちゃ緻密です。

一方で、こうも思います。絶対的な幸福も絶対的な不幸もない。あるのは小さな小さな「いま」だけです。でも、その小さな小さな「いま」を積み重ねることでしか、「絶対」に近づくことは出来ない。そのことを忘れてはいけない。いまの脆さ、儚さに絶望してはならない。

やっと雨が降りましたね。

「永遠の僕たち」を見る。
切なくて、いい映画だった。
デニス・ホッパーの息子さんがよかった。
ナイーブで。

映画を見ていて、思い出したことがある。

ある時、好きな女の子と眠っていたら、夜中に声が聞こえた。
「あたしはもうすぐいなくなるけど、しっかりしていられる?」

うん、と答えて、それで目が覚めた。
腕の中にいる彼女を見て、ああ、夢でよかった、そう思った。

でも、今はわかる。
あれは、夢じゃなかった。

1月17日の日記

2012年1月17日 日常
気づいたこと。

①結局ヒマなんだと思う、精神的に。
心に隙間があるからどうにもならないことをいろいろ考えてしまうんだろう。
どうにもならないことは、考えても仕方ない。
時間の無駄だからやめよう。
それよりも、もっと他に考えるべきことがあるはず。

②ひとりがデフォルトなんだ、ってことをきちんと認識しよう。
もしかしたら必要以上にひとりでいることを恐れていたのかも知れない。
そんな必要はないのに。
ひとりでいる時間をもっと有効に使おう。
何かがやってくるのを待つのではなく。
セレンディピティを期待するのもやめよう。
とにかく、やり切ろう。

人はいつ大人になるんだろう。
ずっとこのままなのかな。
結局仕事が本格的に始まると同時に、嘘のように体調がよくなりました。便利な体だよな…。しかしヒマになると熱が出て、忙しくなると元気になるって、どんだけ気合で生きてるんだろうか、自分。

パソコンやケータイの画面に向かう気力も出ず、ひとりで横になって、テレビも見ず(居間に一台なので)本も読まずに過ごしている長い時間に、ただただいろんなことを考えました。死に方とか。残りの人生のこととか。細かく言及するとめちゃくちゃプライベートなことになるのでここには書きませんが、ただ、出来る限りすべてのことを、ひとりで背負えるようになっていよう、と思いました。いろんな感情も含めて。

たとえば。ぼくは、恋愛感情も含めた感情の振れ幅を、自分のために、もっといえば自分の仕事のために、利用してきてしまったと思います。その時はそう思ってしたことではなかったかも知れないけれど、結果的に、ぼくはマイナスの振れ幅の時にアイデアを発酵させ、プラスの振れ幅の時にアウトプットさせる、そういうやり方で仕事をしてきてしまった、その感情の振れ幅は主にこの10年近く「恋愛」によって生じていたように思えるのです。だから、ぼくはしばらく、この自分の感情の振れ幅を、外的な刺激からではなく、内発的に、自分だけの力で確信的に作り上げるよう試みてみよう、そんなふうに思ったりしていました。要するに、他人を巻き込まずに、いかにひとりで生きられるかを、これから先のテーマにしようかな、と。

それはさておき。ことしのテーマは、阿部慎之介じゃないけど、「全部自分で背負う」にしようと思います。逃げずに、頼らずに、甘えずに。すごくすごく単純に言えば、「強くなりたい」、ただそれだけのことなんですが。

どうか、みんなに、いい一年が待っていますように。
きょうも会社です。

ホントにいろんなことがあった1年でした。
仕事では、ひとつ壁を越えられたような。
けどプライベートでは、ますます混沌としてきたような。
ただ、ひとりだと思ったことはなかった、気がします。
いろんな方たちに支えられ、何とか1年やってこられました。
ここで出会えた皆さんにも。
ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

たぶん来年は、激動の1年になります。
今から心の準備をしておかなくちゃ。

12月21日の日記

2011年12月21日 日常
なんか気がつくと、ことしもあと10日とかですか?
早すぎるよね…っていうか、やり残したことが多すぎる。
会いたい人にも会えてないし、仕事もあれこれ残してるし。
来年はもっと忙しくなりそうだから、その前に
いろいろ準備しておきたかったんだけど
全然「未来」のことまで気持ちが向かない。
だって目の前の仕事が全然片付かないんだもの。

1月に仕事でニューヨーク行くつもりだったんだけど、
そんなことできる状況じゃない気が…。
ああ、いろんなことが定まらない。
っていうかこのままだと、
クリスマスも正月もなく仕事してそうな気配です。
次のとこに行くべく力をためたかったのに、
結局同じ場所をぐるぐる回っている気がする。

あと10日で何が出来るだろう。
人生が終わる時もこんな気持ちになるのかな。
やり切った!って思って一年を終われることってあるんだろうか…。
あ、あしたは7時に起きなきゃ。寝ます。



少し前に、飛行機の中で、Un amour de jeunesse っていう映画を見て。
ストーリー自体はどうってことのない、フランス人ってホントにロリコンなんだな、って話ですが、
主演してたLola Cretonって女優さんがやたら魅力的で、ハマってしまいました。
http://www.youtube.com/watch?v=An8hpuOcaVo
この映画、日本では公開されないみたいですね。
Lola Creton、売り方によっては絶対日本でも人気が出ると思うんですが。
まだ18歳らしいから、これからかな。

しかし18歳って、AKBのまゆゆとあんまり変わらない…。
それを考えると、日本人って世界一のロリコンなんじゃないかと思います。

あ、この映画見て、フランス人もそうなんだ、って思ったのが、ひとまわり以上下の女の子でも、
付き合うとそれまでの敬語から自然にタメ口になってゆくんですよね。
で、男はそれがうれしかったりする。これって世界共通なんだな、と思いました。不思議です。


12月17日の日記

2011年12月17日 日常
仕事の感想を言ってもらったのはうれしかったんだけど、
「XXXが○○○するとこ、きゅんとしました!」
って言われて、
「ありがとう…」
といいながら心の中で、

(いやいや、いい年したオッサンが“きゅんとした”はないだろ!
 大体80キロ以上ある中年男が“きゅん”とかって音を立てるのは
 子供が飼ってたハムスター、誤って踏みつぶした時くらいだろ!
 男は“ぐっときました!”だろ!言い直せ!まったく…キモいよ!)

と、思ってしまっていた自分は、心が狭すぎるかも知れません…。

ああ、年の瀬最大の活況を呈してるこんな日に家で企画書打ってる自分よ…。

でも、飲みに誘った友だち(男)からもらったメールに
「24日なら空いてます!」
ってすごくさわやかに書いてあって、ちょっと癒されました。

うん、ぼくも空いてる…。

12月16日の日記

2011年12月16日 日常
そろそろ1年振り返りモード。

毎年、年の初めに新年の抱負のようなものを持つのだけれど、ことしはいったいどんなことを考えたっけ…と思って日記を読み返したら、「何の抱負も持てない1年」だと書いてあった…。

これも全然覚えてなかったんだけど、「光の子と闇の子」の中に答えがあるような気がする、とも書いてあって。そういえばそのあとすぐこのフレーズが見つかって、ノートに書き留めたんだった。

光の子らは、闇の子らの狂暴のとりことなってはならないが、闇の子らの智慧で自らを武装しなくてはならない。光の子らは、人間社会に於ける自己本位の力を道徳的に是認してはならないが、事実、そういう力のひそんでいることは、よく知っていなくてはならない。光の子らは、社会の為に、個人的にも、団体的にも、自己本位の意欲を、欺いたり、当てをはずさせたり、利用したり、抑制したりすることが出来るように、闇の子らの智慧を具備する必要がある。


「自己本位」。そういえば、「自己本位」って、漱石も「私の個人主義」の中で使ってた…。

私はそれから文芸に対する自己の立脚地を堅めるため、堅めるというより新らしく建設するために、文芸とは全く縁のない書物を読み始めました。一口でいうと、自己本位という四字をようやく考えて、その自己本位を立証するために、科学的な研究やら哲学的の思索に耽り出したのであります。今は時勢が違いますから、この辺の事は多少頭のある人にはよく解せられているはずですが、その頃は私が幼稚な上に、世間がまだそれほど進んでいなかったので、私のやり方は実際やむをえなかったのです。私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。彼ら何者ぞやと気慨が出ました。今まで茫然と自失していた私に、ここに立って、この道からこう行かなければならないと指図(さしず)をしてくれたものは実にこの自我本位の四字なのであります


考えてみれば、ことしは「他人本位」と「自己本位」の間で右往左往して、結局どこへも行けないで終わってしまった1年だった気がする。

たぶん来年は、いろんなことが大きく動く1年になる。仕事でも、プライベートでも。だから来年こそ、「自己本位」ということについて、きちんと向き合わねばならない、ということを今から覚悟しておこうと思う。来年は、もっと先に進もう。今よりずっと先に。

結構、精神的にいっぱいいっぱいで。
洗面所で鏡を見たら、我ながら憔悴感ありありだったので、
これではいけない、と思って。

昔、友だちに
「つらい時でも、口角をあげて笑顔をつくるようにすると、
脳は、楽しいんだ!と勘違いして、やがて本当に楽しくなってくる」
って教えてもらったのを思い出して、
口角をあげるよう意識しながら銀座を歩いてたら、

知らないおじさんに笑顔であいさつされました。

そんなに笑顔だったんだろうか…。
ちょっと前向きな気持ちになりました。
がんばろ。






12月5日の日記

2011年12月5日 日常
地下鉄の中で。

買ったばかりの「カラスヤサトシ」最新刊を読もうと思ってカバンに手をやった時、ふと、右隣のマスク姿の男性が、なんだかさっきからずっと小声で呟いてることに気づき、視線を向けると、彼は「フランス語の不定詞の語尾の発音」というページを凝視しながら、マスク越しに何度も「発音」を繰り返していました。

驚いて目をそらそうと、左隣のナイスミドルな感じの男性を見たら、こちらは「日本国民の所得はどうしたら増えるか」という本を真剣に読みふけっていました。しかも、チラ見したら、ところどころ赤ペンでマーキングしてあるし!

とても「カラスヤサトシ」最新刊を出せる雰囲気ではなく、ぼくはすごすごと、開けようとしたカバンのチャックを再び閉めました。ええ、ダメ人間です…。
衝撃…。
友だちと話してて教わったんだけど、
ディズニーランドって45歳以上だと安くなるんだって!
何がショックって、自分がそういう「シルバー割引」の対象に
すでに(しかも全然余裕で!)なっていたことが衝撃…
自分的には35くらいで止まってるつもりでいたのに、現実は冷酷だね…。

しかも、まもなく映画も1000円で見られるようになるし
(どちらかが50以上だと、ふたりで2000円になる割引があるのです…)
まさかと思って調べたら、
JRの「フルムーン」もすでに対象年齢突破してるし!!!

フルムーンですよ、フルムーン!
高峰秀子と上原謙ですよ!
むっちゃシルバーな感じじゃないですか?

そろそろ落ち着けってことなんでしょうかね。
でも、全然無理だな…。


この前映画館の予告で見たんだけど、この映画面白そう。
http://www.eien-bokutachi.jp/
予告編だけでぐっとくる。
ことし初暖房。
急な寒さについに耐えられなくなって。
10日前くらいまで結構あたたかかったのに…。

きのう友だちと飲んでて、
「あしたウチでさんま焼くけど来る?」って言われて
「行く!」って言っちゃったけど、よく考えたら
なんで「さんま」なんだろう。「さんま」って今なんだっけ。
酔っぱらってるとそういうの気にならないから不思議だ…。

あ、そういえばきのう、
帰りにコンビニでチョコソフト買ってしまった!
こんなに寒いのになぜ…。
行動科学の人に分析してほしいよ。

いま食べようかなあ。
でも、暖房かけながらソフト食べるって、どんなシュールな画だ…。
まあ、人間ってそんなもんか。
生きる、って感じかな。うん。

雨があがったら会社に行こう。


もう12月か!ことしは特に早かった…。
3月、あんなに生き方が変わったかのように思っていたのに、
こうして年の瀬を迎えると、自分が何も変わっていないことに気づく。
ぼくはいつまで繰り返すんだろうか。
ねえ、人はほんとうに成長するのかな。
いい加減少しはましな人間になりたい。
っていうか、「年取ると朝早く起きる」ってアレ嘘だから!
全然寝られちゃう、いつまででも!
あと、「年取ると重いものが食べられない」っていうのも人による!
きょうの社食、「ハンバーグ&エビフライ定食」だったんだけど、
余裕で完食だから!ちょっとは草食になりたい…。

映画「ミッション8ミニッツ」はすごく面白かった。
たぶんこれくらいの規模だったら、日本の予算でも十分出来るはず。
アイデアが全てなんだよね、結局。
考えなきゃ、考え抜かなきゃ。
もっともっと先に行きたい。

企画書が書けない、自分で自分がコントロールできなくて、というようなことを書こうとして書き始めたら、嘘みたいに気持ちが落ち着いてきた。書くことが自分にとって、ダウナー系の薬物みたいなものになって来てるんだろうか。昔、といってもぎりぎり30代の頃までは、自分を混沌の中に置くことが全然怖くなかった。でも今は、少しでも気持ちが揺れると恐ろしくてたまらない。これは何?変化に対する耐性が弱くなってる?昔は夏の嵐が好きだったけど、いまは穏やかな秋の日差しが好き、みたいな?どんどん自分がアーティストから遠ざかっている気がする、けど、アーティストってなんだ?ひとつ考えが浮かぶとすぐその考えを疑問形で打ち消したくなるのも最近の自分の癖かもしれない。そうか、だから企画書が進まないのか!1行書くとすぐ書かれたものに対する疑問形が浮かんでくるから?ああ、この思考もまた疑問形にとりこまれてる。人生は、という言い方をすれば何にでもあてはまるしそれらしく聞こえるのは不思議だ。人生は疑問形だ、とか、人生はダウナー系の薬物だ、だって、何も語ってないのにそれらしく聞こえる。エンゼルパイが食べたかったけどチョコパイしかなかったのでチョコパイを買いました、でもチョコパイじゃやっぱりエンゼルパイの代わりにはならなかった、ぼくはその時悟ったんです、エンゼルパイを食べたい時はエンゼルパイを食べなくては満たされないのだ、だからエンゼルパイを食べたい時にチョコパイを買うような真似を二度としてはならないと、というような文章だって、ぼくがきょう実際に経験したことで、そこには何の比喩も含まれてないのに、すごく比喩的に思えてくるから不思議です。こんな文章を書いてたらそこはかとなく落ち着いてきたので仕事に戻ります。もうすぐ12月ですね。
寒い…。
外出るのが億劫だけどDVD返して会社行かなくちゃ。

仕事はうまく行ってるけど、いまうまく行ってるのは
大体半年前くらいのがんばりがあったからで。
今の自分が、あまりがんばっているように思えない。
きのう、ふと思ったんだけど。
最近、時間があると飲み歩いている…。

ひとりの時間をちゃんと持たなければ、そしてその時間に
なすべきことをなさなければ、すぐに足元から全てが崩れ去るよ。
かつてそうであったように。
もう何も、失いたくない。
そうはいかないんだろうけど。

人生は、天上から垂らされた一本のロープみたいなものなのかも知れない。
どこまで行っても先は見えない。
いつかはふり落とされる。
つかまっているだけでも。必死でのぼっても。
だったら、のぼった方が楽しいよね。
いろんな景色が見たい。
最近知り合った大学の先生で、有名大学の物理学博士なんだけど、近頃体がなぜか全身がだるくて、占い師にみてもらったら「身近な人に呪いをかけられたんだ!」と言われて、近々自宅までお祓いに来てもらう、っていう人がいて。

・・・とは思ったけど、100%嘲笑うことが出来ない自分がいる。

ぼくも昔、厄年に次から次へと悪いことが起きて、7月の八坂神社がすごくパワーがある(日本中の神様が祇園祭を見に来るから…らしい)と聞いて、出張のついでにお祓いしてもらったら、その直後、地下鉄の中でケータイのストラップにしてた水晶玉が突然落ちて、拾ったらまっぷたつに割れていた…で、その後一気に運勢が上向いた…という、まるでレディスコミックの広告のような体験をしていて。偶然だと思いつつ、どこかで、偶然じゃないんじゃないか、と思う気持ちも捨てられないでいるのです。

以来、京都に行くと必ず八坂神社に行くようにしてます。最近行ってないけど。今度娘が修学旅行に行くんですが、「自由行動」のコースに八坂神社が入ってたのでほっとしたりしています。個人的には、もし今度京都に行けたら、比叡山に行ってみたい。なんかすごい修業を終えた人が出たんだよね、ことし。霊験あらたかそう…とか。いいだろうなあ、秋の京都…。と、書き出しとはかけ離れた内容になってしまいました。心のままに書くと大体こうなります。

明日は仕事の大きなイベントがあります。面白くなるといいな。お客さんが楽しんでくれますように。
なんだか、年をとるごとに社交的になって、かつ年をとるごとにお酒が好きになってる。昔、と言っても20代の頃は、飲む→酔う→気持ち悪い、の一直線で、お酒の楽しさが全然わからなかったんだけど、最近はもう、基本飲みの誘いは断らない、ってくらいお酒が好きになってしまった。体調によって飲める時と飲めない時の差が激しいのが難点だけど、体調がいい時だと、平気でボトルワイン2人で3本は空けられる。お酒を飲んでる時の人って、無防備で、心から楽しそうで、なんだか一緒にいてうれしくなる。
おとといも友だちと飲みにいったんだけど、2軒目に入ったバーに、いまや製造終了になっている「ジョシュア・ブルックス16年」っていう、滅多に見ないバーボンが置いてあって、ここぞとばかり飲みまくってしまった。カリフォルニアのセレブリティが自分たちで飲むために趣味で作ったっていうお酒だけあって、くいくいイケる。もうね、バーボンじゃないの。ブランデーみたい。っていうか、ソーダで割るとかありえない感じ。で、気がついたら、ほろ酔いとべろんべろんの間のずいぶんべろんべろん寄りに。でも、いい気持ちでした…。
そんなわけで、一夜明けたきのうは、やや頭が痛くてどこか火照ってる、いわゆる「二日酔い」な状態でしたが、全然気持ち悪くはない、言ってみれば「素敵な二日酔い」な感じでした。いいお酒は悪酔いしないね…。あ、「素敵な金縛り」は個人的にはDVDで見れば十分でした。それより「ミッション8ミニッツ」の方を見ればよかった。あと「家政婦のミタ」の行きつく先が気になります…。

11月14日の日記

2011年11月14日 日常
明日の朝用にセブンイレブンの「メロンDEクリーム」を買ったんだけど朝まで我慢できるかどうか…。いますぐ食べたい衝動と戦ってます。大体7時半に起きなきゃなんだから、いま食べてもあんまり変わらないんじゃない?と食べたい自分が頭の中でさっきから自己正当化を…。袋の裏の332キロカロリーというのを見て気持ちを落ち着けてます。午前1時の332キロカロリー。なんか谷川俊太郎っぽい。そうでもないか…。いや、健康のためにひと駅前から歩くようにしたら、途中にセブンイレブンがあって、よくないですな。フジパンの「もっち~りパンケーキ」の「もっち~り」にもそそられるし、ハーゲンダッツは秋の新作出してるし(2種類も!)、ラミーの季節になっちゃったしで、誘惑されっぱなしです…。

初めて渋谷の丸善ジュンク堂に行きました!ここでも誘惑されっぱなし…。平凡社から出てる「逝きし世の面影」って名著があるんですが、その著者の渡辺京二さんがご存命だったとは知らなかった!(失礼ですみません…)しかも、渡辺さんが女子大生相手にほぼ一方的に語りつくす「女子学生、渡辺京二に会いにゆく」って本が最近出てて、これが相当面白かった。なんで今、渡辺京二なの?なんで相手が女子大生なの?って、ぼくが企画決定者だったら絶対言いますが、そういう部分は一切スルー!ある意味潔い!中途半端にあとづけの説明をするより好感持てます。活字では表しきれないオーラのようなものが渡辺さんの語り口から感じられて、ついつい買ってしまいました。いつ読むんだ、読まなきゃいけない本いっぱいあるのに…。ほかには「ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由」と「アート・スピリット」が気になりました。しかし最近ホントに読みたい小説がない…。あ、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は面白かった!ついつい洋書版(ってか原書ですね)も買ってしまいました。だからいつ読むんだ…。
き、きのこの山のイラストがむっちゃ微妙なことになってる!
http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/kinotake/#
いつからなんだろう…。
タヌキとうさぎはどこへ…。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索